お知らせ・コラム
2023.12.16
こんにちは!
名古屋市でパーソナルジムを展開しております、エボパーソナルトレーニングジムです。
「グルテンフリー」という言葉はここ最近耳にすることも多くなったかと思いますが、ダイエットにおいて小麦粉が適さない理由についてお話していきたいと思います。
【目次】
・炭水化物
小麦粉中の炭水化物の大部分は「デンプン」ですが、「小糖類」もわずかに含まれております。炭水化物は全体の70%を占めており、エネルギー源として重要な役割を果たしております。
・タンパク質
小麦粉の種類によって含有量は異なってきますが、グルテンという植物性タンパク質が6~14%含まれております。ただ、必須飴アミノ酸のひとつであるリジンが不足しておりますので、肉や魚・卵などと一緒に食べることで不足している栄養素を補い合う必要があります。
・脂質
全体における含有量は2%程度含まれております。胚芽部分には10%前後も含まれており、リノール酸・リノレン酸などの必須脂肪酸やビタミンEが豊富です。
・食物繊維
約2.5~2.8%の食物繊維が含まれており、コレステロールの状態を改善するとされる水溶性食物繊維が1.2%含まれております。
結論、小麦粉には三大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質すべてが含まれており、食物繊維やミネラル・ビタミン類も含まれております。これらのことを踏まえますと栄養価が高いと言えます。
小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」が絡まってできるグルテン(タンパク質)が、もちもち感やふわふわ感を出す効果があります。そのグルテンは消化されにくいタンパク質で分解されにくいため、便として身体の外に出ず、腸の粘膜の中に張り付いて異物となってしまいます。そして粘膜が弱くなってしまうと、腸や身体に異変が起こり始めます。また、グルテンには血糖値を上げる働きや身体を冷やす作用があり代謝が落ち、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。また、グルテンには、食欲増進作用があり中毒性があるので、食欲をコントロールできなくなってしまい、暴食してしまう可能性があるためです。
近年、グルテンフリーによるダイエットを耳にすることが多くなったと思いますが、小麦粉(グルテン)を摂取しないことで痩せらる科学的根拠は証明されておりません。ですが、グルテンを摂取しないことで胃腸の調子がよくなって全身の新陳代謝が向上し、基礎代謝も向上することで、体調が良くなり体重減少に繋がる可能性は考えられます。健康な方がグルテンフリーを取り入れるとビタミンBや食物繊維が不足し、かえって太る原因となったりし、別の健康被害をもたらす可能性がございますので、安易にグルテンフリーを取り入れるダイエット法はおススメできないのです。
エボパーソナルトレーニングでは運動指導だけではなく、一人一人にあった食事指導も行っておりますので、こちらからお試し体験からスタートできます!是非お待ちしております!
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