お知らせ・コラム
2024.12.27
こんにちは!名古屋・岐阜にてパーソナルトレーニングジムを展開しております、エボパーソナルトレーニングジムです。
今回は肩こりの中でも女性特有の肩こりに着目し、その要因と改善に向けた柔軟性を向上するストレッチなどについてお話しします。
【目次】
肩こりと言っても人によって症状は異なり、いわゆる「肩」の凝りだけではなく首すじや首の付け根、さらには背中にかけての張り感や凝り、痛みなどの症状が現れます。
また肩こりが悪化すると、肩の痛みを超えて頭痛や吐き気を誘発する様になります。
肩こりに関連する筋肉としては僧帽筋の上部の痛みを訴える方が一般的には多いですが、菱形筋や肩甲挙筋なども関与します。
まず肩こりはなぜ起こるのか、その要因についてお話しします。
肩こりと姿勢は大きく関係します。
日頃から姿勢が良くない事はもちろんですが、首や背中が緊張する様な姿勢での作業など連続して同じ姿勢を取り続けることも肩こりの要因となります。
正しい姿勢について知りたい方はぜひこちらを参照してみて下さい!
運動不足によって正しい姿勢を保つための筋力が低下したり、日頃から身体を動かさない事によって筋肉に緊張や疲労が生じやすくなり肩こりが発生します。
実際に日頃から身体をよく動かす機会が多く、筋肉量の多い方は血行不良を起こしづらく凝りが発生しにくい傾向にあると言われています。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、ストレス等によって自律神経が乱れると副交感神経の働きが弱くなり、それによって血行不良や身体の興奮状態が続きます。
栄養が不足する事によって、筋肉の疲労回復が遅くなり疲労物質が溜まりやすくなる結果、肩こりが発生しやすくなります。
具体的にはビタミンB群の不足によって神経の働きが低下し、肩こりが発生しやすくなります。
また、マグネシウムの摂取が不足する事によって筋肉の緊張が続きやすくなるのも、肩こりの要因となります。
ここからは肩こりの中でも女性の肩こりの要因についてさらに深堀りしていきます。
そもそも男性と比較して女性の方が肩こりを自覚している事が多くあります。
厚生労働省が調査した結果によると『身体の不調」の中でも肩こりを自覚している女性はかなり多く、その割合は男性の2倍にも達する事がわかっています。
ではなぜ男性と比較して女性の方が肩こりを自覚している方が多いのでしょうか。
様々な要因はあるかと思いますが、大きなり要因は下記に分類出来ます。
男性と比較して女性の方が筋肉量が少ないのはイメージがつくかと思いますが、それは首回りを支える筋肉に関しても当てはまります。
その為男性と女性の頭のサイズがさほど変わらないのに対して、それを支える首回りの筋肉が少ないのに加えてさらに男性とは違いバストの重さも支える必要がある為、その負担はさらに増します。
上記筋肉量の少なさとも関係がありますが、女性は冷え性の方が多く見受けられます。
身体が冷えやすいと言うことは、その分血流の流れが悪くなります。血流の流れが悪くなると筋肉にたまった疲労物質がうまく代謝されなくなってしまう為、血行不良に繋がり肩こりを誘発します。
筋肉量の少なさに加え下着などによる締め付けや、スカートなど身体の冷えやすい服装をすることも女性の肩こりを助長する要因の一つです。
女性の肩こりはホルモンバランスの影響も考えられます。
それには女性ホルモンによって、自律神経が乱れてしまう事が大きく関わっています。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、そのうち交感神経が優位になりすぎてしまうと血管が収縮し筋肉が緊張してしまう為肩こりが感じやすくなります。
肩こり解消には肩甲骨周辺の筋肉をストレッチする事がポイントになります。
肩甲骨は物をとる時など、手を伸ばしたりする際に腕と一緒に動いたするなど非常に可動性があります。
反対に肩甲骨に関与する周辺の筋肉が固まり動きが悪くなってしまうと、可動性が十分にでなくなり肩こりにつながります。
まずは手軽に出来てよく見かける「肩回し」をやってみましょう!
肩回しはそれぞれ様々な方法で行われていると思いますが、自分の゛指先が肩に触れた状態″で肘先が遠く円を描く様にして、ゆっくりと回してあげるとより効果的です。
大胸筋が硬くなると猫背や巻き肩になりやすく胸が張れなくなってしまう為、肩甲骨を寄せる様な動きや下げる動きに影響が出ます。その為肩甲骨が常に上がった状態になりやすく肩こりを引き起こします。
壁に対して横向きに立ち、壁に肘をつけます。肘が壁から離れない様にしっかりと固定させたまま、自身の身体を壁とは反対方向に捻っていきましょう!
大胸筋は上部・中部・下部と3方向に存在する為、壁に固定する肘の位置を身体の真横だけでなく上や下など様々な位置に調整してより伸び感を感じる所で深呼吸を意識するとよいでしょう!
肩と共に重い頭を支えるのは首の筋肉も同じです。そこで首もストレッチをしてあげる事が重要です。
特に首の両脇には自律神経の通り道がある為、首の凝りがひどくなりすぎてしまうと自律神経の乱れから不眠や鬱につながる事も考えられるのでケアが必要です。
首の横には「斜角筋」と言う筋肉があるので今回はそちらのストレッチを紹介します。片側の手を反対側の側頭部に添えます。そのまま横に頭を倒しながら、首筋を伸ばします。
この時伸び感が欲しいからと言って無理に強く引っ張りすぎてしまう事は禁物です。
「肩こり」は肩だけでなく、首や背中の凝りとも関連がありさらには悪化すると頭痛や吐き気を引き起こします。
主な要因は姿勢不良や運動不足など代表的なものに加え、実は自律神経の乱れや栄養不足なども関係があります。
さらに女性の場合では「筋肉量の少なさ」「服装の影響」「ホルモンバランス」なども影響し、男性よりも肩こりを自覚している割合が多い傾向にあります。
その上でストレッチは血流を良くしてくれる事に加え、自律神経を整えてくれる効果もある為かなり有効的だと考えられます。
特に肩甲骨周辺や大胸筋、首の筋肉を「強く引っ張らない事」「呼吸をゆったりする事」を意識して行ってみましょう!
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