名古屋市の栄・久屋大通駅のパーソナルトレーニングジムE.V.Oの「お知らせ・コラム」ページ

脂質制限とは

食べ物に含まれる３大栄養素、いわゆるPFCバランスという物があります。P＝タンパク質　F＝脂質　C＝糖質ですが、
タンパク質と糖質が共に１gあたり４kcalなのに対し、脂質は１gあたり９kcalと２倍以上のカロリーがある為、脂質を制限することによりカロリーコントロール
がしやすくなります。昔の日本と比較すると、以前にはなかった中華などの洋食文化も増え食生活において自然と脂質の摂取量が増えてきている為、食事が乱れてしまっている方は
昔の日本人のようなバランスの良い和食を意識していくとそれだけでも体重コントロールがしやすくなります。まずははP：F：C＝３：２：５の割合で食事を構成するようにしてみましょう！

脂質制限のメリット

脂質制限は糖質制限とは異なり、炭水化物を我慢する必要はありません。ダイエットにおいて大切なのは習慣化することですが、
外食や仕事の会食などでどうしても炭水化物が避けられない場面もあり、なかなか継続しにくい糖質制限とは違い
食べる物を選べば外食もでき継続しやすいメリットがあります。また糖質制限では体内の水分が減ることにより体重が減少しますが、脂質制限
では水分が抜けるのではなく、しっかりと体脂肪を減らすことができます。
またエネルギー源である炭水化物をしっかりと摂取することが出来る為、筋肉量を落とさずに綺麗な身体を目指すことができます！

脂質制限のポイント

・脂質制限といっても脂質を全てカットするわけでなく、上記のように一日の総カロリーの２割に脂質を抑えるようにしましょう！特に女性の場合はホルモンバランス
や肌や髪の乾燥にもつながるので良い脂質を適量摂取するというのがポイントになります。

・脂質の多いお肉や加工肉を避ける
ダイエット＝とり胸肉やササミというイメージがあると思いますがそれだけでは飽きが来たりストレスにも繋がります。牛肉であれば牛モモやヒレ・豚肉であれば豚ヒレなど
賢く部位を選ぶことでダイエット中のレパートリーを確保しましょう！

・調理方法に気を付ける
食材自体の脂質に気を付けていても調理工程にて油をたくさん使用してしまっては意味がありません。
揚げ物を控えていくのはもちろんんですが、焼く際の油の量の調整や蒸す・煮るといった調理法の工夫も行っていきましょう！

積極的に摂取したい脂質

脂質を構成しているのは主に４つ。そのうち飽和脂肪酸とトランス脂肪酸は避けたい脂質に分類されます。反対に一価不飽和脂肪酸（オリーブオイルやアボカド）や多価不飽和脂肪酸
（青魚・エゴマ・亜麻仁油）はダイエットに味方になってくれます。例えばオリーブオイルは血中のコレステロールを下げる効果があり、多価不飽和脂肪酸は動脈硬化や血栓を防ぎ、血中の
中性脂肪を下げてくれる効果があります。摂取する脂質の量だけでなく脂質の種類までこだわることが出来るとダイエットがより効率的になります。

まとめ

糖質制限と比べ脂質制限は継続がしやすく、ダイエット中に減少しやすい筋肉量を維持し綺麗に痩せることのできる方法です。
まずは揚げ物を控えたり、調理法の工夫や脂の多いお肉の部位を避けるなど始めやすいところからスタートし、慣れてきたら良質な脂質を摂取するように
心がけるとダイエットだけでなく、あなたの健康や美容にも役立ってくれます！

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