お知らせ・コラム
2024.08.19
こんにちは!名古屋・岐阜にてパーソナルジム を展開しています、エボパーソナルトレーニングジムです。
今回はダイエット後にリバウンドしたくない方には必見の『PFCバランス』についてお話しします。
【目次】
大幅に減量をした事のある方の中には、ダイエット後に体重が戻ってしまったりダイエット前の体重よりも増えてしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそもなぜリバウンドをしてしまうのか、まずはその原理についてお話しします。
リバウンドと聞くとかなり悪い印象があると思いますが、実は身体の防御反応の現れです!
体重が急激に落ちてしまうと脳としては「生命が危機状態」にあると認識してしまい、体を元の状態に戻そうとする力が働き体重を戻そうとします。
これにはホメオスタシス(恒常性)というのが大きく関わっており、身体を一定の状態に保とうとする働きが作用している為に起こります。
ダイエットした際にリバウンドしやすいのは、エネルギーの消費を抑制するホメオタシスが強く働くからです。
特に体重を大幅に減らした際や、極端な食事制限をした場合にはその傾向が強く出ます。
リバウンドをする程の過度なダイエットをすると「筋肉が減少」してしまいます。
筋肉にはそもそも、
・熱産生によって消費するカロリー量を増やす
・血液循環を促し太りやすい原因物質を体外へ押し出し
・引き締まったメリハリのある体型を維持する
といったダイエットに重要な役割がいくつもある為、筋肉が減少する事によって太りやすく引き締まり感の無い身体になりやすくなってしまいます。
また過度なダイエットでは食事制限によってストレスが溜まり、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経は食欲をコントロールするホルモンと連動しているため、そのバランスが崩れると食欲を強めるグレリンというホルモンの分泌が活発になり空腹感が強まります。
自律神経の乱れは通常の食事量でも満腹感をもたらす、レプチンという食欲ホルモンの抑制につながるリスクも。さらにレプチンの適正な分泌量が戻るまでにはおよそ1ヶ月かかると言われているため、この期間内でのリバウンドが起こりやすくなるのです。
ダイエット時は食事量が減少すると共に、タンパク質が不足しやすくなります。
そこでリバウンドを防ぐ為に、ただ単に食べる量を減らすのではなく栄養バランスを整えながらダイエットをするために『PFCバランス』というのが大切になってきます!
PFCとは…
活動する際のエネルギー源となる三大栄養素であるたんぱく(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Cardohydrete)の頭文字から作られてた言葉です。
P:たんぱく質(Protein)
多数のアミノ酸が結合したものです。筋肉をはじめ、臓器、血液、皮膚、髪、歯、爪などカラダのあらゆる組織を作る材料になる栄養素です。
F:脂質(Fat)
細胞膜やホルモンの構成成分として重要な栄養素で、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、体温の保持、内臓の保護をする栄養素です。
C:炭水化物(Carbohydrete)
脳や筋肉などのカラダの細胞が活動するためのエネルギー源となる栄養素です。
ダイエットをする上で摂取するカロリーのうち、タンパク質・脂質・炭水化物をどのくらいのバランスで摂取するかというのが非常に大切です。
理想的なバランスですと、P:タンパク質(13~20%)F:脂質(20~30%)C:炭水化物(50~60%)
ダイエットをしたい方は、P:タンパク質(20〜30%)F:脂質(20%)C:炭水化物(50~60%)が適していると言われております。
このようにダイエットをする際は『タンパク質多め・脂質控えめ』をを心掛けるとリバウンドのリスク少なく綺麗に痩せる事ができるでしょう!
リバウンドは身体を一定の状態に保とうとする働き(恒常性)によって起こります。
特に過度なダイエットをした際にリバウンドしやすく、それによって筋肉量の減少や、自律神経の乱れによって食欲が強まります。
PFC(三大栄養素)のバランスを意識し、タンパク質多め・脂質控えめにする事を心がけるとリバウンドしづらく綺麗な身体を作る事出来ます。
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