名古屋市の栄・久屋大通駅のパーソナルトレーニングジムE.V.Oの「お知らせ・コラム」ページ

フードグレイビングとは

フードグレイビングとは「特定のものが無性に食べたくなる現象』の事を指します。
無性に甘いものが食べたい・無性にしょぱいものが食べたいというのは『単なる空腹』ではなく『栄養不足のサイン』かもしれません！

例えばただの空腹であれば、どんな食べ物であっても欲求を満たす事ができますが『特定の食べ物』でしか欲求が満たせない場合フードグレイビングの可能性があります。

甘いものが食べたい時

甘いものが無性に食べたい時はエネルギーの元になる三大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂質のいずれかが不足している可能性があります。
また、ストレスを感じている状態では身体がセロトニンを分泌をしようとして糖分が欲しくなるケースも考えられます。

しょっぱいものが食べたい時

しょっぱいものが無性に食べたい時はカルシウム・鉄分・ナトリウムなどのミネラルが不足している可能性があります。
またストレスによって副腎の機能が弱まっている可能性もあります。

酸っぱいものが食べたい時

酸っぱいものが無性に食べたい時は胃が疲れている可能性があります。
また血液循環が悪い人は、疲労の原因の乳酸が過度に溜まってしまっているケースも考えられます。

辛いものが食べたい時

辛いものが無性に食べたい時は身体が強くストレスを感じている可能性があります。ストレスが溜まると別の刺激を求めて、辛いものを欲するケースがあります。

ジャンクフードが食べたい時

ジャンクフードが無性に食べたい時はカリウム不足の可能性があります。カリウムが不足すると、排泄機能が弱まる為脂質が多い食べ物を欲します。また同時に排出機能が弱くなっている為、むくみが発生しやすくなります。

フードグレイビングと肥満の関係性

ある調査によると過去1年以内に１度以上フードグレイビングを経験した事のある方は若年成人女性ではほぼ100%、若年成人男性ではおよそ70%に達するとのこと。
また、フードグレイビングが見られる方はBMIが高い事や、間食を好む事、ダイエットをする上で決めたプログラムを守る事が難しい傾向にあると言われており、肥満ともつながりがあると考えられています。

まとめ

特定のものを無性に食べたいと感じ、それを食べなければ欲望が満たされない場合は単なる食欲ではなくフードグレイビングの可能性があります。
その場合食べたいものの欲求に応じてただ食欲を満たすだけではその状態から抜け出すのは難しく、脂っこいものなどを繰り返し欲してしまう為当然肥満の原因にもつながります。
特定の食べ物に対して強い欲求を感じた場合は自分に不足している栄養素の補給を心がけるようにすると、過度な欲求が落ち着きダイエットもスムーズに行くかもしれません。

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