名古屋パーソナルトレーニングジムE.V.O泉店の佐野です。
夕方になると脚がだるく靴下の跡がくっきり残っていたり、朝起きると顔がパンパンに浮腫んでいるなど、多くの方が経験している浮腫み。なんとなく水分と関係しているのは知っているけど、原因や改善方法は意外と知らない人が多くみられます。
今回は、その浮腫について原因と改善方法をご紹介します。
浮腫みの原因は、毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって起こります。
では、どんな時にそれが起こるのかというと、多くは血液の循環が悪くなったときです。とくに脚は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。しかし、立ったり、座ったりしたまま体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。
なので血液をサラサラにして血液の循環を促せば、浮腫みは改善されます。
では、その改善方法を4つほどご紹介します。
①お茶の飲み過ぎに注意:緑茶などのお茶にはビタミンKが多く含まれます。ビタミンKには血液凝固作用があるため、血液をサラサラにしたい人は控えてみてくださ。
②水を多く摂取:体内が水分不足になると、尿を出さないように脳からホルモンが分泌されます。その状態で水を飲むと、体内の水分量が増えてむくんでしまいます。 なのでこまめな水分補給はとても重要です。毎日5,6リットル以上は飲みすぎになり体内の塩分濃度が低くなってしまい逆に危険ですが、1日の目安としては3〜4ℓがベストです。
③脂を控える:お肉や乳製品に含まれる脂は飽和脂肪酸と呼ばれ、常温で個体の脂です。摂りすぎてしまうと動脈硬化に影響があり血液循環が悪くなります。また、脂肪酸には飽和脂肪酸(肉)と不飽和脂肪酸(魚)があります。日本人の今の食生活では10:1くらいのバランスとなっていますが、理想は2:1くらいがベストです。なので、タンパク質はお肉ばかりではなく魚から摂取してみてください。魚にはDHA,EPAなどの良質な油が含まれているのでおすすめです。
④ファスティング:腸内環境を良くすることにより血液が浄化され血流が改善されます。
以上の他にも、お風呂で体を温めて血流を促すなど改善方法は色々あります。ぜひ試してみてください。
また、浮腫みが酷すぎる場合は大きな病気の可能性もあるので、その場合は病院を受診しましょう。
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